病院施設屋上塔屋の雨漏りメンテ

2024.09.27

いつもご覧頂きありがとうございます😊
尼崎市の病院施設で雨漏りが発生し、原因個所が判明したので、防水メンテナンスを行いました。


既存はアスファルト防水絶縁工法トップ保護仕上の様子ですが、
20年近く経過している為、入り隅に亀裂や破損がみうけられ、今回の雨漏りもその個所からの浸入よるものでした。


既存の笠木を撤去していきます。

下地処理・清掃後に絶縁シートを敷き込みます。

敷き込み後に平場にディスク盤をアンカー固定します。

入り隅とパラペット天端に塩ビ平鋼板を取り付けます。

排水廻りを補修後に改修ドレンを取り付けます。

平場から塩ビシート防水材を敷き込みます。

シート接合個所に溶着剤を塗り込み、転圧してシートを一体化させます。

立上り・パラペットに塩ビシート防水材を張り込みます。
天端の鋼板と平場の取合いに溶着剤を塗布して接着します。

脱気筒取付位置に穴を開けて、その個所に脱気筒を取り付けます。

コーナー役物のパッチシートを重ね貼りして、ライスター(800℃以上の熱風が出るドライヤー)でシートを溶着していきます。

平場はディスク盤上にIH誘導加熱装置という機械を用いて、シートとディスク盤を溶着させます。

シートと同色のシールをシート端部に打ち込みます。

塩ビシート防水工事完了です。

 

外側はL型の塩ビ鋼板を用いて、水切りできる様に仕舞しました。

官公庁の屋上防水では、塩ビシート防水を用いるほど、信頼性が高く、今回の様な架台など障害物がない個所には持ってこいの防水材です。
防水工事でもいろんな防水材があり、防水材によっては向き不向きがありますので、
雨漏りに限らず、メンテナンスを検討される場合はお気軽にご一報ください😊

お問い合わせはこちらから☺️

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